注目の東京都知事選は小池百合子氏が圧勝し、初の女性都知事が誕生することと相成りました。
自民党員である小池百合子氏ですが、その自民党を仮想敵としてうまく立ち回りましたね。そんな中で立役者となったのが同じ自民党員である若狭勝衆議院議員です。
何しろ、「小池百合子を応援したら親族でも除名処分とする」という例の通達にもかかわらず小池百合子氏の応援にかけつけ、小池百合子氏本人にも「男の中の男」と評されていますね。
そんなわけで注目が集まっている若狭勝衆議院議員とはどんな人物なのか?また、今後はやはり自民党を除名処分になってしまうのか?などを調べてみました。
若狭勝衆議院議員のプロフィールや経歴は、自身の公式ホームページが一番詳しかったのでそちらから抜粋しますと生年月日は1956年12月東京都葛飾区生まれの下町っ子。父親はタクシー運転手をした後に町工場を営み、自身も夏休みに家の仕事の手伝いなどをしていたようです。
出身高校は都立江北高校で、その後は中央大学法学部に入学し、大学卒業の半年後に司法試験に合格し、1983年に東京地検の検事になります。検事としては、日歯連事件や小向美奈子さんの覚せい剤問題などの指揮をとられたようです。
その後2009年に弁護士登録。いわゆるヤメ検ですね。そして2014年の衆議院選挙で当選し、現在では議員一年生です。
経歴を見ると、政治家の家系とはまるで正反対の、一般人の家庭に生まれながら努力でここまで来たという印象を受けますね。2014年に議員になったばかりということで、まだそこまで政界のしがらみにとらわれていない、いわば「失うものなどない」という姿勢が、除名処分という脅しにも屈せず小池百合子氏を応援することができた要因でもあるでしょう。おそらく、心の中では小池百合子氏を応援していた自民党議員もいたと思いますが、それまでに築き上げた地位というものがあるとなかなかそれも難しいでしょうからね。
若狭勝議員の家族は?
さて、若狭勝議員に家族がいるのか、それとも独身なのでしょうか?気になってる人も多いですね。
いるかいないかで言えば、奥さんはいるみたいです。法学部卒業、検事、弁護士、衆議院議員という輝かしい経歴を考えれば、奥さんがいないほうが不自然といえますね。
「百合子!百合子!百合子!」という演説で知られていますが、これを寝言でも言ってしまって奥さんに怒られたなんていう噂がありますしね。これをご本人は否定も肯定もしておられなかったので、それに近い出来事はあったのではないでしょうか。
ただ、残念ながら奥さんの詳しい情報はそれ以上はわかりませんでした。
本当に除名処分に?
例の「親族が応援した場合も除名処分」とする自民党都連の文書ですが、若狭勝衆議院は今後どうなってしまうのでしょうか?
文面を見るならば、除名処分とするではなく「除名処分の対象とする」という風にあるので、除名することもありますよ、というニュアンスですね。
こんな文書を出すことで、いじめの構図のようで逆に小池百合子氏有利に働いたことはありますが、なぜこんな文書を出したのかというと、小池百合子氏が有利のために自民党がなりふりかまっていられなかったというのがあるのでしょう。一か八か、当たればいいや的な気持ちで出したもののように思えます。
要は、都知事選で何とか巻き返したいという動機から来た脅しのブラフであって、実際に除名処分するまでには至らないと思います。何よりも世論を気にするのが政治家ですから、世論でも若狭勝衆議院議員の覚悟は高評価されており、これを本当に除名処分してしまったら自民党への世論の支持も危ぶまれます。おそらく、若狭勝衆議院はそこまで計算して「除名はない」と踏んで小池百合子氏を応援したのかもしれませんけどね。
コメント
若狭氏のヒゲが気になる処です、神は細部に宿る、手入れするか、剃るかしたが
印象が良いでしょう、