トランプタワーの家賃はいくらなのか?田中将大が住んでいるというウソ

次期アメリカ大統領ドナルド・トランプ氏と日本の安倍首相の会談の場として使われたり、田中将大投手が住んでいるのではないかと噂になったり(実際は違ったようですが)、何かと話題のトランプタワー。

トランプタワー

トランプタワーの一室で撮影されたドナルド・トランプ氏の10歳の息子であるバロン・トランプ君の写真の公開なども相まって、とにかくざっくりと「ものすごい高級そう」という印象がありますね。

もしかしたら今後も何かと、大統領官邸ではなくトランプタワーでの首脳会談というのが起こり得るかもしれませんから、このトランプタワーって家賃いくらくらいなのか?という素朴な疑問が涌いてきたので調べていきたいと思います。

トランプ・タワーとトランプ・ワールド・タワー

ドナルド・トランプ氏が不動産王で数々のビルや建物を所有していることは有名ですが、実はトランプ・タワーのほかにも「トランプ・ワールド・タワー」なる建物も存在するのですね。

トランプ・ワールド・タワーの方はニューヨーク市マンハッタン区ユナイテッド・ネイションズ・プラザにある建物で、トランプ・タワーとは異なります。

トランプ・ワールド・タワー

こちらのほうにはビル・ゲイツ、ビヨンセ、ハリソン・フォード、ルドルフ・ジュリアーニ元ニューヨーク市長などのセレブが住んでいるそうです。これだけでもすごいのですが、これとは別に「トランプ・タワー」が存在します。

トランプ・タワーの方は1983年に完成した58階建ての高層マンションで、高さは202mです。場所はニューヨーク市マンハッタン区ミッドタウン5番街で、セントラルパークの前というニューヨークの中でも最も家賃の高い地区になります。

トランプ・タワーの家賃の誤情報について

さて、気になるトランプ・タワーの家賃についてなんですが、一部サイトで「月額650万」という風に紹介されていますね。

そもそもこの数字の情報源というのが、探っていくとどうやら2014年に田中将大投手がニューヨークに新居を構えるということになったときに一度話題になったものが、トランプ氏が大統領に当選したことで再燃しているような感じでした。

それで、当時のニュースサイトなんかを見ていますと「ビルゲイツやビヨンセ、ハリソン・フォード、ジュリアーニ元ニューヨーク市長などが住む超高層マンション・・・」っていう報じ方をしているんですよね。

これって完全に、前述の「トランプ・ワールド・タワー」のことを指して言ってるんですよね。そもそもこの報道自体、田中将大投手が自身のtwitterで「住んでいたことはないし、下見もしてないし知り合いが住んでいるわけでもない」と完全否定しました。

まあ、田中将大投手の件は今回は関係ないのですが、そこから「トランプ・ワールド・タワー」とトランプ・タワーの情報を混同して報じているところにより「月額家賃650万」という風になっていっているのです。

誤情報が拡散されていくネット社会の怖いところではありますよね~。「マー君がトランプ・タワーに住んでいる」という、いわば「大きなウソ」の裏に隠された小さなウソというのが見逃されて広まっているところです。

さて、ここからは管理人の主観や予想など不確実な情報も入ってしまいますが、では本当の「トランプ・タワー」の家賃はどれくらいなのでしょうか?

トランプ・タワーとトランプ・ワールド・タワーはともにニューヨーク市にあり、そこまで地価に差はないように思えます。トランプ・タワーは58階建てでトランプ・ワールド・タワーは72階建て、さらに完成したのが1983年と2001年という風に、トランプ・ワールド・タワーの方が新しく、建築技術も新しくなっていることでしょう。

となると、トランプ・タワーの方が家賃が安いようにも思えますが、やはりトランプ氏本人が住んでいるというのがポイントではないでしょうか。

ドナルド・トランプ氏を見る限り、成功者として歩み続けてきた人生からか非常に自己顕示欲の強い人物であることが伺えます。そんなトランプ氏が「自分が住んでいるマンションより別のマンションのほうが家賃が高い」という状況に何も感じないでしょうか?おそらくそれは認めないと思います。もちろん、オーナーであるトランプ氏に家賃を払うも何もないのですが、「建物そのもの」の格には大きくかかわるところです。よって、「トランプ・タワー」のほうが家賃は上なんじゃないでしょうか。となると単純に月額700万以上といったところでしょうか。

シェアする

おすすめ関連記事

おすすめ関連記事