8月5日はタクシーの日です。
なぜ8月5日がタクシーの日なのか
という理由ですが、他の記念日のように
安易な語呂合わせではなく、きちんと
した由来があります。
というのも、日本で最初のタクシーが
誕生したのが8月5日だったからです。
それも、今から100年以上前の
大正元年(1912年)8月5日です。
まあ、日本では移送を代理して
営利目的とするというものは
明治時代の人力車や江戸時代の
駕籠(かご)などもあり、その原型は
出来てはいたのですがね。
1913年の当初は、「タクシー自働車株式会社」という
会社が、数寄屋橋のかたわらに本社を置き、
6台でスタートしました。
そして今で言う「流し」、走りながら
お客さんを探し、我々が「空車」の文字を
見て「ヘイタクシー!」とやるやつは
ありませんでした。
当時は連絡を受けてからお客さん
のところに向かうという形だけだった
のでしょうね。
6台しかないのなら当然です。
お客さんから連絡を受けた肝心な時に
「流し」に行ってて向かうのが遅くなる
のでは話になりませんからね。
さて、このタクシーの日には
タクシーの料金が安くなるとかの
キャンペーンなどは行っている
のでしょうか?
調べたところ、東京の法人タクシーでは
就職活動中の大学生を対象にして
「初乗運賃試乗チケット」という730円相当
のものを配るキャンペーンというのを
行っているようです。
これは就活解禁日が8月になった
ことに合わせて、8月1日~9月30日
までがキャンペーンの対象になります。
とはいえ、就活活動中の学生だけでなく
社会人にも何か割引キャンペーンが
欲しい所・・・
でも、そういったものは特にないみたいです。
そもそも、我々がタクシーを使用するのは
電車だと間に合わない場合とか
終電を逃してしまった場合などの
緊急性を要する時や本意でない時
が多いですよね。
「この日にタクシーを使おう」と
予め決めることは通常、あまり
しないはずです。
なので、タクシーの日をピンポイントに
キャンペーン割引の対象にするとかは
なかなか難しいのかもしれませんね。
仮にキャンペーン割引があったとしても
電車のほうが安いならそちらを選ぶ
はずですしね。