SMAPが2016年一杯で解散するというニュースが流れてきました。
2016年の年始にもこのSMAP解散報道は出てきて、その時は一応メンバーの謝罪で一段落してはいましたが、その後もなんだか音楽番組への出演がなくなったりと不穏な空気が漂っている中、今度はSMAPの解散がほぼ確定、と相成りました。
そのため、正直なところ驚きというよりは「やっぱりか」という気持ちが大きいですよね。
年始のSMAP×SMAPでの謝罪会見でもそうでしたが、なぜかリーダーの中居正広を差し置いてキムタクこと木村拓哉さんがセンターに居座り、最初に言葉を発したことから「偉そう」「ドヤ顔するな」と、キムタクが嫌いになったという人が増えたみたいです。
週刊女性による「嫌いなジャニーズ」アンケートによるとキムタクがダントツの1位だそうですね。
キムタクというと、かつてはロングバケーション、ラブジェネレーション、ビューティフルライフ、HERO、GOOD LUCK!!などそれはもう出るドラマ出るドラマ高視聴率のオンパレードと栄華を極めました。
そのキムタク全盛期にも、人気者であるが故の妬み嫉みから「嫌いな芸能人」として名前が挙がることは多かったですが、それは露出が多いことの裏返しです。「嫌いな芸能人」と同時に、「抱かれたい芸能人」「好きな芸能人」として名前が挙がっていましたからね。
しかし昨今ではキムタクというブランドのパワーは衰え、活動もある程度落ち着いてきたところですから、ここで「嫌いなジャニーズ」として名前が挙がるということは、本当に嫌われているんだな、という印象を持ちます。
そして明るみになった、今度は本当のSMAP解散報道。ここにきてまたさらにキムタク嫌いが加速しそうなんです。
なぜかというと、キムタクの謝罪全文を見ると見えてきます。
この度の「グループ解散」に関して、正直なところ本当に無念です。でも、25周年のライブもグループ活動も5人揃わなければ何も出来ないので、呑み込むしかないのが現状です。沢山の気持ちで支えて下さったファンの方々、スタッフの皆さんを無視して「解散」と言う本当に情け無い結果になってしまいました。今は言葉が上手く見つかりません。
これ実は、ほかの4人の文章と比べるとちょっと違うんですよね。ほかの4人は解散の報告、ファン・関係者への謝罪に終始しており、いわば「余計なことは語らない」というスタンスなんですね。しかしこのキムタク謝罪文だけ異質で、「無念」という言葉があったり、ライブやグループでの活動などいわば「ビジネスのこと」にも言及していますよね。
確かにファンへの謝罪も含まれてはいるものの、まず自分の気持ち、そしてビジネスのことという順番になっているわけです。これが「キムタクだけ自分勝手だ!」と嫌いになる人が多いみたいなんですね。
おそらく、無念という言葉を使っていることと、2016年初頭の報道でキムタクだけジャニーズ事務所に残留するという意思を示したということから鑑みれば、キムタクは解散に反対したもののほかの4人が解散したがった、という図式が見て取れますね。そんな4人対キムタクというのも、キムタク嫌いを増長している要因なのでしょう。
正直こういう「嫌い」という感情は、嫌いになったきっかけとなることが一つあると、その後何をしても嫌いになってしまうというものなんですよね。皆さんも経験あると思います。同じことを言われたのに、嫌いな人に言われるとむかつくってよくありますよね。
これは2016年初頭のSMAP×SMAPでの謝罪からず~っと尾を引くキムタク嫌いの感情なのでしょう。何でセンターにいるんだ、何で一番最初に話すんだ、何でドヤ顔でいるんだ、40代なのにかっこつけんな、と、まあ~芋づる式ですわな。
そしてタマホームのCMもその一つというわけです。「かっこつけて歌うな!」というのが嫌われる理由です。まあ確かにあのタマホームのドヤ歌CMというのは、キムタクに限らず神田沙也加さんのやつも結構なものでしたけどね。
キムタク嫌い感情とタマホームのCMの不快感が合わさって相乗効果になっているのでしょう。これはキムタクがかわいそう。あくまであれは仕事ですから・・・