2016年をもってSMAPは解散することとなりました。
2016年の初頭から出てきたSMAP解散話はいったん、収束したかに思えたのですが8月に再燃し、結局のところ解散という風になってしまいましたね。
アイドルだけでなく、日本の芸能界史上、これほど「解散すること」が大々的に報じられたことは過去にあったでしょうか?それほど長い時間SMAPというグループが芸能界のトップに君臨し続けていたということの証ですね。何しろ、存在していることが当たり前という風になっていましたから。
さて、そんなSMAPのグループ名の由来をお伝えしていきたいと思います。
SMAPのグループ名の由来
SMAPという名前は完全に造語ですが、これは一体どこからとっているのでしょうか?
よく言われているものとしてSports Music Assemble Peopleの頭文字を取った、というものです。直訳すると運動と音楽を融合する人々ということになります。
確かにSMAPというグループは踊りながら歌も歌うグループですが、別にそれってSMAPだけに限ったことじゃないですよね。言うなればジャニーズ全般がそうです。まあ、SMAPの前身であったスケートボーイズがそうだといえばそうなのですが・・
SMAPが台頭する前のジャニーズといったら光GENJIですが、彼らも歌いながらローラースケートであちこちを走り回って、まさに音楽と運動の融合だったはずです。
ジャニーズのグループ名というのは大別すると二種類になり
①メンバーの頭文字のアナグラム
②①以外
です。
①としてはKAT-TUNやKis-My-Ft2、あるいはタッキー&翼があります。これらはもう本当にメンバーの名前を並べただけなのでそれ以上言うことはないですね。
②としては少年隊、TOKIO、KinKi Kids、V6、嵐、NEWS、関ジャニ∞、Hey! Say! JUMP、Sexy Zone、A.B.C-Z、ジャニーズWESTなど様々なものがあり、SMAPもこちらに分類されます。
そのグループの方向性を社長のジャニーさん自ら表したもので「J感ネーム」とでもいうべきテイストがよくわかりますね。こうして見ると、パッと見ただけで何が由来になっているかというのはわかりますよね。しかし、SMAPだけが異色です。
何というか、Sports Music Assemble Peopleって回りくどいというか、言われないと絶対にわからない由来ですよね。他の例を見ると、こんな回りくどいつけ方が由来になっているとは到底思えません。
もう一つの説として、ジャニーさんが当時はまっていた尾崎豊の「17歳の地図」を英訳したSeventeen’sMAPから頭文字を取ってつけたというものがあります。
一見、すごく安直な由来のように思えますが、実はこれが的を射ているのではないでしょうか。まさかこんな大グループになるまでに成長するとは思っていなかったので適当につけてしまい、後々にSMAPが売れ出してその由来を聞かれた時にあまりにも適当に決めたので真実を言うに言えなくなってしまった、となると辻褄が合いませんか?
これを裏付けるエピソードとして、木村拓哉さんが自身のラジオ番組でSMAPのグループ名の由来について話題になったときに「ジャニーさんに聞いてみる」としたのですがその後音沙汰がない、というものがあります。
これもつまり、尾崎豊の曲から適当につけた由来なので、今となっては表だって言うことはSMAPのブランド力を低下させることにつながりかねないので事務所から口止めされており、「ジャニーさんに聞いてみる」として誤魔化して煙に巻いたのだと思うと自然ではありませんか?
何よりも、木村拓哉さんの口からSports Music Assemble People説が出なかったということはこの説の真実味が薄くなるということも表しています。
結局は名付け親のジャニーさんでないとわからないことなのですけどね。