7月10日は納豆の日です。
全国納豆協同組合連合会が
1992年に制定した記念日です。
その由来は、考えるまでもありませんが
7(ナッ)10(トウ)という語呂合わせから
来ています。
納豆の日の由来
元々は関西納豆工業組合が
「関西における納豆の消費拡大」を
図るために地域限定の記念日として
制定された記念日でした。
これは1981年のことなのですが
やがて関西に限らず全国の納豆の日
ということで定められたという経緯があります。
確かに、関西地方での納豆の消費量という
のはかなり少ない方になります。
47都道府県で比較した時に
それぞれの都道府県で人口数が
違うのでそれらを単純に比較する
事はできませんが、都道府県民
一人あたりの納豆の消費量を見た時に
和歌山県・・・6.7パック(全国46位)
大阪府・・・7.1パック(全国45位)
兵庫県・・・8.3パック(全国41位)
京都府・・・8.9パック(全国37位)
と、近畿地方でかなり低い順位が続いて
おりますね。
※1パックは45g×3個 もしくは50g×3個
ちなみに、ぶっちぎりの最下位は
沖縄県の5.5パックでした。
そして当然といえば当然なのは
全国一位は水戸市のある茨城県で
26パックです。
関西の人はなぜ納豆を食べない?
関西の人がなぜ納豆を食べないのか?
その理由についてですが
「小さいころから食べる習慣がなかったから」
というのが主な理由です。
そして、食べ物が自由に選べる大人に
なれば、自分の家庭においても子供に
納豆を食べさせることもありません。
こうして「納豆を食べない」という習慣が
代々受け継がれていく、というわけですね。
まあ、小さい頃から慣れていなければ
あの匂いと見た目のインパクトに圧倒されて
食わず嫌いになってしまうのも頷けます。
特に、大人になるとそれまでにいろいろなもの
を食べてきて自分の味覚の傾向を自分自身が
よく知っていたり、まずいものを食べてきた経験から
「まずさをイメージすること」が容易だと思うんですね。
そんなこともあって、納豆を食べられない
人が多いんじゃないでしょうか。
とはいえ、納豆のすごい健康効果は
あちこちで謳われております。
肝機能向上、血圧上昇抑制、美肌、ダイエット・・
納豆の健康効果を挙げれば枚挙に暇がない
ですが、納豆の日をきっかけに納豆が苦手
だという人も食べてみてはいかがでしょうか。
最近では臭いがあまりきつくない納豆
など、食べやすいものも出ていますしね。
納豆の日のイベントとは?
さて、この納豆の日にどんなイベントが
行われているのかを調べた所・・・
納豆で有名な茨城県水戸市で
「いばらきの納豆祭り」
というイベントが行われます。
この納豆祭りは毎年開催されている
イベントですが、7月10日ちょうどではなく
7月10日に最も近い土曜日に行われている
ようです。
2014年は7月12日
2015年は7月11日
2016年は7月9日でした。
場所は毎年、水戸駅南口で
開催されるイベントのようですね。