お盆の毎年の恒例行事といえば
帰省、墓参り、そして渋滞・・・
これらはもうセットになっていて
切り離せないものですよね。
帰省や墓参りはいいことですが
どうしても渋滞がつきものなので
ついつい帰るのも億劫になってしまう。。。
それではなかなか悲しいですから
せめて、お盆の渋滞を回避できるような
日を選びたいものですよね。
こちらでは、2016年のお盆の渋滞は
どの辺の時期がピークになりそうか
予想していきたいと思います。
まず「お盆」そのものの期間については
一般的には8月13日~8月16日に
なります。
お盆とはそもそも何なのか?ということを
考えだすとこの日に迎え火をしてこの日に
送り火をして・・・みたいな細かい設定も
ありますが、ここでは割愛します。
重要なのはこの期間が一般的なお盆休み
になる、つまり渋滞のピークもここらへんに
集中するということです。
そして、毎年どこがお盆休みになるか
というのは会社によってまちまちだったり
しますが、社会全体としてはやはり
8月13日~8月16日に集中するんで
そこまで毎年大きく変わるわけではなく
土日がどこに絡んでくるかがポイントです。
つまり、高速道路の下りは8月13日が、
上りは8月16日が、それぞ渋滞の
ピークになることは容易に予想ができます。
以下のグラフは、NEXCO各社に
載っていた2014年の渋滞の件数
を表したものです。
やはり下りは8月13日が、上りの方は
8月16日が圧倒的に混雑しています。
2014年の8月13日は水曜日と平日でした。
平日でもこの安定の混雑具合なわけです。
では2016年の8月のカレンダーは
どうなっているかというと・・・
8月13日は土曜日です!
おそらく2016年もピークになるでしょう。
注目したいのは2016年から新設された
国民の休日「山の日」が8月11日と
なっております。
山の日と土曜日に挟まれた8月12日は
平日ですが、おそらく会社によっては
この日も休みにして
8月11日~8月16日の6連休にする
ところもあるでしょう。
あるいは、8月11日を初頭にして
8月11日~8月14日をお盆休み
と、ずらす会社も出てくるでしょう。
また、有給が取れる会社ならば
12日を有給にする人も多くなる
でしょうね。
となると、8月11日がお盆休み初日
になるという人も増えて、もしかしたら
渋滞が分散されるという可能性も
考えられます。
また、帰省ラッシュのほうも
8月14日~8月16日
に分散することが予想されます。
時間帯で渋滞を避ける方法
渋滞を避けるために最も
有効な手段はピークとなる日を
予想してその日を避けるということですが
休みの都合上、どうしてもこの日程
でないと出かける事ができないという
こともあると思います。
そんな時は、時間をずらすだけでも
渋滞のピークを避けるのにかなり
有効な手段になります。
以下はNEXCO各社が公表した
2014年8月15日の、東名の静岡ICから
東京ICまでの時刻ごとの所要時間の
グラフです。
8月15日といえばお盆真っ只中な
わけですが、このグラフから見ると
0時~13時の間ならば通常時と
ほぼ変わらぬ所要時間で移動が
出来たということなのです。
ただ、これは帰省ラッシュがピークになる
8月15日でのものなので、下りのほうの
渋滞のピークとはまた別になります。
下りの渋滞の時間帯は
朝6時くらいからすでに軽く
渋滞が起こり始め、朝10時頃に
ピークを迎えたあと18時前後にも
また固まった渋滞が発生するという
傾向があるようです。
まあなるべく早く着いて休みを
堪能したいというのは当然ですね。
下りの渋滞に関してはあまり抜け道のような
時間帯はないんで、一番良いのは休み前日
の深夜にもう出発してしまい、朝方には到着
というのが良いでしょうね。
上りに関しては上記のように早朝が
がら空きなのがかなり顕著に出ています。
少しでもゆっくりしたいというのが
あるのでしょうね。