父の日の由来・意味を簡単に説明!日本ではいつから始まった?

母の日のあとにやってくる父の日。

父の日

特に祝日でもないことや、先にやってくる
母の日の存在のせいで何となく影が薄く
なっている父の日。

昨今では、母の日にプレゼントを渡すときに
一緒に父の日の分もセットにしてしまうことも
あるみたいです。

それじゃあお父さんもちょっと可愛そうかな?
ならば父の日について詳しく知ってもらいましょう。

ということで父の日の由来をできるだけ
簡単に説明していきたいと思います。

母の日とセットではなく、父の日そのものにも
向き合ってくれる人が増えてくれたらと思います。

父の日の由来

まず、父の日は6月の第3日曜日です。

2016年は6月19日が父の日に当たります。

父の日の由来は100年以上前に遡り、
起源は1909年のアメリカ・ワシントンです。

母の日のキリスト教の公式な式典が
行われたのが1908年なのですが、
1909年というとその1年後になります。

母の日の由来についてはこちら

母の日が正式にアメリカの議会で
承認されて制定されるのは1914年なのですが
1909年の時点で母の日について
かなり広く知られておりました。

ソノラ・スマート・ドットという女性が、この母の日の
存在を知り、男手1つで育ててくれた父を讃えて
「父の日も作ろう」と提唱したのが起源です。

というのも、、ドット婦人が育った
当時のアメリカは南北戦争の最中で
お父さんも軍人として駆りだされておりました。

南北戦争

南北戦争が終結しても
今度は妻に先立たれてしまいます。

おまけにドット婦人の家庭は6人兄弟
だったので戦争直後の悲惨な状況で
6人もの子供を男手1つで
育て上げたのですから相当な
苦労があったに違いありません。

そしてお父さんも子どもたちが成人すると
亡くなってしまいました。

そんな父の生き方を
側で見ていたドット婦人が、
『母の日があるのなら
父親に感謝する父の日もあるべき』
と、
教会の牧師協会に懇願し
父の誕生月であった6月に礼拝し
父の好きだったバラを墓前に捧げました。

白バラ

翌年の1910年6月19日には父の日の祭典が行われました。

そして1916年、ウィルソン大統領が
父の日の演説を行ったことで
広く知られることとなりましたが
正式に父の日として
制定されたのは1972年と
だいぶ遅くなります。

少し長くなりましたが、以上が父の日の由来の
できるだけ簡単な説明になります。

日本では父の日はいつから?

日本で父の日がいつから広まったかということについて
はっきりとした起源があるわけではありません。

おそらく、戦後の1950年代くらいから広まりだした
のではないかというのが大方の意見です。

母の日の場合は1913年に青山学院の
キリスト教宣教師の女性たちが初めて礼拝を
行ったという節目があるのですが、父の日には
特にそういった大々的な出来事が起きていないので
はっきりとしたことがわからないのですね。

母の日の由来についてはこちら

そもそも、現時点で母の日と父の日の認知度って
かなり差があると思うんで、まだ広まっているとも
言いがたいですね。
このページをご覧になった方が父の日の由来を
知って、より広めてくれれば幸いに思います。

ちなみに、父の日に贈るのはバラが定番ということですが
バラって本数によって花言葉が変わるので、もし
花言葉がわかるお父さんに贈る場合は注意が必要です。

本数で変わるバラの花言葉!それぞれの意味を考える

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