盆踊りの起源・歴史とは?定番のあの曲や子供に人気な曲のタイトルは?

夏は盆踊りの季節です。

小学校の校庭などに櫓を作って
その周りをグルグル・・・

当サイト管理人は実家が小学校近く
なので、夏になると盆踊りをしている
音楽が聞こえてきてうるさかったのを
覚えています。

まあ、運動会の騒音に比べれば
盆踊りはマシなほうなのですが。

彼らは飽きもせず(もしかしたら飽きてるかも)
盆踊りを何時間もし続けているのですが
そもそも盆踊りの起源とは何なのでしょうか?

先人たちが始めた風習を
子々孫々の私達がいつしか
忘れてしまってはダメですよね。

ということで、盆踊りの起源について
調べてみることにしました。

盆踊りの起源とは

まず、お盆そのものの起源については
元々はインドのウラバンナ、中国の盂蘭盆会
と日本の先祖信仰が合わさってできたもの
です。

お盆の起源についてはこちら

元々お盆というのは、死者の鎮魂とか供養
という意味で様々な行事が行われて
おりました。

それは、現代と違ってまだ医療が
発達していない時代、夏は疫病が蔓延する
季節でもあり、疫病退散や亡くなった人への
供養という意味合いがあったのです。

これが盆踊りに発展してくのは
平安時代中期の僧・空也が
起源だと言われております。

空也は念仏を広めるために
色々と思案していたのですが
手持ちの瓢箪を叩きながら
メロディーに乗せて念仏を
覚えてもらうということを思いつきました。

そしてさらに、歌に合わせて踊りもする
「念仏踊り」が世に知られていくことになります。

やはり、歌や踊りに載せると覚えやすいですよね。

テレビCMなんかでも、歌でフレーズを
覚えこませるという戦略は今でも
常道ですからね。

ただ、リズミカルに踊りながら
「南無阿弥陀仏~♪」と歌う様が
を想像すると滑稽ですね。

この念仏踊りが盂蘭盆会、つまりお盆と
結びついて、先祖を供養する行事として
広まっていったのが盆踊りです。

最初は精霊を踊りによって供養し
あの世に送り出すというものでしたが
雨乞いや豊作祈願、地域の交流、
あるいは単に男女の出会いの場として
など様々な意味合いを持つように
なっていきました。

特に江戸時代にはこの男女の交流として
大ブームになり、それが風紀を乱すもの
にもなっていってしまい、明治時代には
一度盆踊りが禁止されるほどでした。

その後は一応復活し、今に至るという
わけですね。

盆踊りの定番の曲

盆踊りでよく使われている定番の
曲を幾つか紹介していきましょう。

誰でも一度は聞いたこと有りますよね。

「♪月が~出た出た~ 月が~出た~」

もはや定番すぎてこの曲は逆に
盆踊りにはもはや似つかわしくないかも
しれません。

こちらもド定番ですね。

「♪ヤートナ ソレヨイヨイヨイ」

これを聞いたことない人はいないでしょう。

東京音頭とはいったものの、普通に
東京以外の盆踊りでも流れているでしょう。

みんな大好きアンパンマン!

子供だけでなく大人も普通に知ってるでしょうね。


老若男女誰でも楽しめるドラえもん音頭。

これは毎年、夏になるとアニメのEDで流している
みたいなので子供にも馴染みのある曲でしょうね。

大人にとっては大山のぶ代さんのドラえもんが
定番ですが子供にとっては水田わさびさんの
方が定番でしょうね。

「踊れ・どれ・ドラ・ドラえもん音頭」

です。「踊れドラドラドラえもん音頭」ではありません。

子供に人気といえば妖怪ウォッチ。

「彼からもらった飴玉を舐めずに眺めている」

とか歌ってますね。ちょっと大人からすると
これで盆踊りは想像がつきません。

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