紫陽花の種類はどんなのが?人気のある新種とは?

6月は紫陽花が見頃の季節ですね。

紫陽花

梅雨、紫陽花、かたつむりあたりは
6月で連想されるものの定番ですよね。

ところで紫陽花、読めますか?書けますか?

いまはキーボードで打ち込むと勝手に変換されるんで
読めなくても大丈夫ですが・・・あじさい!ですね。

この紫陽花という花は、日本原産の花で
そこから海外に輸出されて日本に逆輸入された
ものなどもあるのですが、その種類はなんと3000種類
以上にも及びます!

そんなに種類があっては、ここで全部を紹介
することは出来ませんが、その中でも最近注目されている
新種の紫陽花についてご紹介していきたいと思います。

万華鏡

万華鏡は島根県の農業技術センターで栽培された
新種の紫陽花です。

万華鏡

ジャパンフラワーセレクション(JFS)2012−2013の鉢物部門
で最優秀賞である「日本フラワーオブザイヤー2012」を受賞
した紫陽花です。

ジャパンフラワーセレクションは主苗メーカーや個人の出品が
多いようなのですが、公設研究機関が最優秀賞を受賞したのは
これが初なんだそうです。

私自身は花にそれほど造形が深いわけではないので
この花の美しさをうまく表すことは難しいですが
確かに「万華鏡」という名前に合った立体感
みたいなものをこの花に感じます。

ダンスパーティー

競走馬ではないです。
(あっちはダンスパートナーですね)
ダンスパーティーは加茂花菖蒲園で
1994年頃に作られた品種です。

ダンスパーティー

実は1994年に作られたというのは紫陽花の中では
それほど新しい品種にはあたりません。

それくらい、毎年のように新しい種類の紫陽花が
作られているということなのですね。

しかし作られた当初はブレイクには至りませんでした。

このダンスパーティーが注目されるようになったのは
2008年頃からで、文字通り「遅咲き」だったわけですね。

名前からしてもそうなのですが、見た目も
日本原産の紫陽花と少し違ってなんだか
欧米テイストが入っていますね。

それもそのはずで、日本に分布するガクアジサイと
アメリカの園芸種を掛けあわせたハーフです。

ダンスパーティーなんてちょっと小洒落た名前で
欧米テイストが入っているとなんだか明治初期の
鹿鳴館を思い出しますが。

Keiko

Keikoは2015年に群馬県のさかもと園芸が作成した新種です。

keiko

なんでKeikoなのかというと、それはズバリ、
作った人の奥さんの名前から来ています。

こちらも、前述の万華鏡と同じで
ジャパンフラワーセレクション(JFS)
の最優秀賞である「フラワーオブザイヤー2015」
を受賞した新種の紫陽花です。

このKeikoの良さというのは
「時間が経つと色が変わる」
というところにあります。

最初は白いところが多いのですが
段々と全体的にピンクを帯びていきます。

keiko2

時間とともに視覚を楽しめるというのはいいですね。

それと、奥様の名前から来ているということですが
「結婚して時間が経ってもなお美しい」
なんてメッセージも込められているのかもしれませんね。

このKeikoという品種は母の日に贈られている
みたいですが、それよりは結婚記念日とかに
奥様に贈るほうがしっくり来るかなーと思います。

さて、紫陽花の種類でも比較的新種の部類
に入るものを紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?

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