お金に対する執着が強い人のことを表現する言葉に「銭ゲバ」もしくは「守銭奴」という言葉を使いますね。

 

 

どちらも、「銭」という言葉を使っているところからお金を連想させる言葉ですね。

 

「守銭奴」というのは読んで字のごとし「銭を守る奴」とそのままで意味が通じるとは思いますが、一方で「銭ゲバ」のゲバって一体どういう意味があるのでしょうか?

 

また守銭奴と銭ゲバ、似たような意味で使っていることとは思いますがこれらに違いなどはあるのでしょうか?気になったので調べてみることにしました。

 

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銭ゲバの意味とは

銭ゲバの「ゲバ」というのは、ドイツ語のゲバルト(Gewalt)から来ており、学生運動や武器闘争のことなどを指しております。

 

これは昭和40年代の左翼全盛期の時代に、学生たちが国家に対する実力闘争を計画する際に隠語として「ゲバルト」という言葉を使い、政府や警察の目を掻い潜ったという歴史があります。早い話が、テロ行為のことをゲバルトと呼んでいたというわけですね。

 

時として彼らは仲間内で争うことがあり、それを「内ゲバ」という風に呼びました。そしてそこには「自分の思想の実現のためなら何でもする、他人がどうなろうと構わない」という狂気の精神があり、それをお金のことに当てはめた言葉が「銭ゲバ」というわけです。つまり、お金のためならなんでもする人間、というのが銭ゲバの意味というわけです。

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銭ゲバという言葉自体は、ジョージ秋山さん原作で1970年から週刊少年サンデーにて連載された同名の漫画から来ております。この漫画の主人公の蒲郡風太郎(がまごおり ふうたろう)は正に「金がすべてだ」と思い込んでいる人物で、本来の銭ゲバという意味にふさわしく、強盗、強姦、殺人などなんでもする人物として描かれているようです。

 

守銭奴の意味とは

対して「守銭奴」という言葉には、「銭ゲバ」のように明確な由来というものは特にありません。

 

17世紀フランスの劇作家・モリエールの喜劇作品に邦題で「守銭奴」というものがありますが、元々のフランス語の原題はL’Avare というもので日本語で守銭奴に訳したのは訳した人のさじ加減と言えますね

 

守銭奴は、お金に対する執着が強いというのは銭ゲバと共通するものの「お金を貯めこむこと」に異常に執着するとか、必要な時ですらお金を出さずにやり過ごそうとするなど、良く言えば倹約家という表現が出来るでしょう。それは「お金を守る奴」という字のとおりですね。

 

何がなんでも金銭を欲し、そのためには他人が傷つこうが構わないのが「銭ゲバ」で、守銭奴は他人を傷つけることまではしないので「害はないけど異常なケチ」というのが守銭奴の意味と言えるでしょうね。

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