8月10日は焼き鳥の日です。

焼き鳥

 

や(8)きと(10)りの語呂合わせから
株式会社鮒忠が2007年に制定しました。

 

株式会社鮒忠は、焼き鳥の父と呼ばれる
根本忠雄が創業者の会社です。

 

子供から大人まで、広く愛される
「焼き鳥」をさらにPRするという
趣旨のもと制定された記念日です。

 

確かに、鶏肉を焼いて串で指すという
シンプルさ故に子供はもちろん、大人も
酒のつまみとしてぴったりなのが焼き鳥
ですよね。

 

ちなみに、株式会社鮒忠とは別に
全国やきとり連絡協議会もこの焼鳥の日
を申請しているみたいですが、
日本記念日協会のHPでの紹介
によると株式会社鮒忠が制定したと
あります。

 

申請団体が記念日の申請を重複
した場合どうなるのかというのはちょっと
わからないですね。

 

先に申請したほうが優先されるのでしょうか。

 

焼き鳥の歴史とは

さて、焼き鳥と言ったら鶏の肉を使う
ことはご存知だと思いますが、この焼き鳥
というものはいつから始まったのでしょうか?

 

日本で鶏肉を食べるようになった起源は
正確な歴史がわかりませんが、農耕が
始まった弥生時代(紀元前2世紀)か
それよりもっと前の時代とも言われております。

 

とはいえ、最初のうちは鶏を食べるというのは
あまり一般的ではなくキジ、ウズラ、カモなどが
鶏肉として一般的だったようです。

 

最初の焼き鳥もキジ肉を使ったものとして
登場しました。

 

最初の焼き鳥は江戸時代に作られ
1682年の料理本「合類日用料理抄」には
焼き鳥のレシピが掲載されています。

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それによれば

鳥を串に刺し、薄霜ほどに塩をふりかけ焼き申し候。よく焼き申し時分、醤油の中へ酒を少加え、右の焼鳥をつけ、又一変つけて其の醤油の乾かぬ内に座敷へ出し申し候

 

とあります。

 

しかし、焼き鳥は当時は高級料理で
今のように一般庶民が口をつけられる
レベルの料理ではありませんでした。

 

それは明治時代になって肉食が
一般化されるようになっても変わりません。

 

むしろ、鶏肉料理は牛肉などよりも
高価なものとして扱われていたのです。

 

 

焼き鳥が大衆化されるようになったのは
戦後の昭和30年代で、安いブロイラーが
アメリカからたくさん入ってきたのが
きっかけになったようです。

 

ブロイラーというのは短期間で急速に
成長する品種の総称で、わずか数週間
程度で出荷できる大きさに急成長
するようですね。

 

焼き鳥の定義とは

焼き鳥というのは呼んで字のごとく
鶏肉を焼いたもの、と想像するのが
普通です。

 

でも実は、焼き鳥の定義はもっと緩いのです。

 

広辞苑によると

やき‐とり【焼鳥】 鳥肉に、たれ・塩などをつけてあぶり焼いたもの。
牛・豚などの臓物を串焼にしたものにもいう。「―で一杯やる」

 

とあります。

 

たまにお店で牛肉や豚肉を使ってるのに
「焼き鳥」というメニューにしているところも
ありますよね。

 

普通焼き鳥を食べてる時って
お酒も飲んでるんで注意力が散漫
になっていて気づかないことが多いかも
しれませんが、これには違和感を覚えて
しかるべきなのです。

 

まあ、言葉というのは多数決であって
誤用だとしてもそれが一般に広まって
行けばそれが正しくなるという傾向が
あります。

 

広辞苑というのも、そういった言葉の時代
による変遷を加味したものです。

 

たとえ牛肉だろうが豚肉だろうが、
皆が焼き鳥と呼ぶならそれは焼き鳥
になるのです。