「うるさい」という言葉を漢字で書くと「五月蝿い」という風になりますね。

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五月の蝿という文字通りに意味を考えるなら、確かに蠅はブンブンと飛び回って羽音がうっとうしいので「うるさい」という言葉にぴったりかもしれません。しかし、なぜ「五月?」という疑問がありますよね。五月ってそんなに蝿が大量に発生するような時期でしたでしょうか?

 

 

また、「煩い」という風に書くこともありますが、これは「五月蝿い」と意味に違いはあるのでしょうか?気になったので「五月蝿い」「煩い」の由来や語源などを調べてみました。

 

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五月蝿い(うるさい)の語源

もともと「うるさい」という言葉は、古い日本語で心を意味する「うら」が変形して「うる」になったものと、「狭い」を意味する「狭し(さし)」をくっつけた言葉が語源になっております。

 

うらは、占いの語源になったり「うらめしや~」の語源になったりしていますね。なんとなく「心」のことを指しているのもイメージできるでしょうか。

 

このことからも分かるように、「音が大きくて迷惑を被っている」という意味ではなく、何らかの要因によって「自らの心が乱されて閉鎖状態となる」ことを「うるさし」と言っていたのです。

 

ちなみに「うるさし」と似た言葉に「うるせし」という言葉があり、こちらは「立派だ」「優れている」という意味を持つ別の言葉で上記の「うるさし」とは由来を異にするものですが、現代語においても「お茶にうるさい」とかいった具合で造詣が深いというような意味でも使いますよね。

 

おそらく、起源は異なるものの「うるさい」に統一化されていったのではないかと思われます。

 

ともかく、「うるさし」という言葉は平安時代末期ごろから煙や音声に対して感覚的に煩わしい、うっとうしいという意味に転じて、現代ではほぼこちらの意味で使われるようになりました。

 

 

考えてみれば、「うるさい」かどうかって本人の気の持ちようのほうが大きいですよね。例えば、マンションで隣の部屋の住人の電話で話している声が「うるさい」と思う時ってありますよね。でも実は、それはうるさいというよりは「楽しそうに話している隣人が妬ましい」という気持ちが少なからずありませんか?

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単純な音の大きさで言えば、自分が部屋で見ているテレビの音や聞いている音楽のほうがずっと音は大きいはずです。それに比べれば隣人の話し声の大きさなど微々たるものですが、どうしても気になってしまうのです。それはとりもなおさず、言い方を選ばなければ「心が狭くなっている」状態と言えますよね。

 

まあ、このケースでは「五月蝿い」と文句を張って言えるレベルだと思いますが、中にはクレーマーじみた文句で「五月蝿い!」と言う人もいますよね。なので「心が狭い状態」というのは実に的を射た表現ではないでしょうか。

 

五月の蠅って本当にうるさいの?

なぜ「五月蝿い」という風に書くのか?それはやはり、五月の蝿が特にうるさいから、という誰もが予想がつく意外性のない答えになります。

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元々、五月蝿(さばえ)という言葉があり日本書紀にて「五月蝿有り集まりてこりかさなること十丈、大空を飛んで信濃坂を越え、鳴音雷の如く東上野に至って散る」という記述があり、「うるさい」の代名詞として定着していたようです。ただしこの五月蝿とはミツバチのことです。当時はミツバチがなかったので「ハエの群れ」という表現をしたのです。

 

しかし、五月の蝿はそんなにうるさいのか?という疑問があります。五月よりも六月のような梅雨~初夏くらいの時期のほうがブンブン飛び回っているイメージがありますよね。

 

実際、蝿が活動的になるのは気温が25度~30度で湿気が多くなるほど元気になるとされています。しかし五月というのは全国的な気温が25度以下と過ごしやすい季節です。

 

これは、昔の旧暦(太陰暦)と現在の太陽暦による食い違いからきているのです。昔の五月というのは現在でいう六月のこと。なので梅雨に飛び回る蝿のことを「五月蝿」というのですね。ともすれば納得です。

 

 

「五月蝿」は「うるさ」と読むわけでもないただの当て字ですからね。当て字にするからにはそれなりの理由がなければなりませんので、なんの由来もなく「五月の蝿」に白羽の矢が立つはずもありません。

 

これが広まったのは夏目漱石が小説の中で「五月蝿い」という当て字をしたのがきっかけとされております。なので、正しい使い方というよりは文学的な、冗談めいた使い方と言えるでしょう。対して「煩い」のほうは正式な使い方と言え、①音が耳障りだ ②つきまとってうっとうしい の両方に広く使える表現となります。

 

漢字のとおりに意味を解釈すると、音が耳障りなら「五月蝿い」、うっとうしいなら「煩い」という風に使うのが適当でしょうね。

 

ただ常用漢字においては煩いは「うるさい」とは読まずに「わずらい」という風に読みますので、これを「うるさい」と読めない人もいると思います。

 

まあ読めなくてもキーボードでたたけばすぐ出てくるので問題はないのですが・・・

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