桜が散り春が過ぎ去れば
どんどん暖かくなり
やがて夏を迎えます。

夏

そして夏到来の少し前に
「立夏」というものが
近づいてきます。

 

あまり聞き慣れない言葉ですが、私達がよく
耳にする、「立春」と似ていますね。

 

では、立夏というのは
いつのことを指すのか?
また、立夏の由来などについても
調べてみました。

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立夏とは

立春も立夏も、季節の移り変わりの
区切りを示す「二十四節気」の1つです。

 

二十四節気には立春や立夏のほかに
冬至、春分、夏至、秋分など
私達が知っているものもこれに含まれます。

 

二十四節気を考える上で外せないのが
地球と太陽の公転運動です。

 

地球が1年間かけて太陽の周りを回っている
のはご存知だと思います。

 

その時の地球の位置によって
季節が決まるわけですが・・・

 

昔は地球が太陽の周りを
回っているのではなく

「太陽が球体上を回っている」

と考えていたのです。

 

どういうことかというと、地球から太陽を見た時

春ならばうお座の方向に
夏ならばふたご座の方向に
秋ならば乙女座の方向に
冬ならば射手座の方向に

それぞれ位置しているように見えます。

 

そうすると、あたかも太陽が一年かけて
星座の中を移動しているように見えます。

 

この星座を含めた宇宙を一つの球体(天球)とし、
太陽はこの球体の中を動いていると考えたのです。

 

実際には地球のほうが太陽の周りを
回っていたのですから、まるで
お釈迦様の手のひらの中で
はしゃぐ孫悟空のような
話です。

 

宇宙を球体として、太陽が
星座の中を移動する軌跡を
つなぎあわせた太陽の見かけ上の
通り道を黄道と言います。

 

そしてこの黄道を15°ずつ分け(黄経と言う)、
24分割したものが二十四節気なのです。
(黄道は円なので、360°が最大ですね)

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その他にも、地球の赤道を真上に伸ばして
天球にまで広げた天の赤道というものがあり
これらは図にして表したほうが良いです。

 

 

koudou

※wikipedia 参照

 

黄道と天の赤道の創りだす角度こそが
地軸の傾きであって、これによって季節がわかります。

 

そして天の赤道と黄道が交わる点が
2つあるのですがこの内の1つを
春分点とします。

 

黄経は春分点を起点として
それぞれ15°ずつ進むごとに
名前がつけられており、
黄経45°に当たる日が
立夏となっております。

 

立夏は毎年、だいたい
5月5日か5月6日にやってきます。

 

なぜ日にちが決まっていないのかというと
地球の公転周期からどうしてもズレが
生じてしまいます。

 

1年間は365日と言われておりますが
地球が太陽を一周する周期は正確には
365.2422日となり、だんだん誤差が
生じていきます。

 

そのため、その年で5月5日だったり
5月6日だったりするのです。

 

うるう年も公転周期の帳尻合わせで
これとよく似ていますね。

 

2016年の立夏はいつ?

立夏は天文学的に
「黄経45°になる時」と定義されて
いるので、日にちだけでなく
細かい時間まで計測することができます。

 

2016年の立夏は、国立天文台のHPを
参照にしたところ5月5日(木)10時42分
にやってくるそうです。

 

まあ、この瞬間になったからといって
日食のように私達が目視で確認できるような現象が
発生するわけではないのですが・・・

 

ちなみに、二十四節気には特定のいつを指す
意味だけでなく「期間」としての意味もあります。

 

その場合は立夏の次の節気の小満までの期間が
立夏に当たりますが

 

5月5日(木)10時42分~5月20日(金)23時36分

 

までということになります。