飲み会の終わりには、「一本締め」で締めることがよくあります。それでは皆さん、お手を拝借、いよーっ!パン!ってやつですね。

 

私自身は飲み会自体がそれほど好きじゃないのであまり行きたくないというのが強いんですが、この一本締めというのは「飲み会に行きたくない理由」の一つだったりします。

 

なぜわざわざ、こんな面倒なことに付き合わなければならないんだろうと思っちゃうんですよね。

 

まあ、最後に全員が一致団結して終わったほうが場が締まるというのは事実なんですけどね。全員がバラバラと帰るようではなんだか歯切れが悪いですからね。

 

さて、この一本締めというのは誰がどんな目的で始め、どんな意味が込められているのでしょうか?これが分かればこの面倒くさい慣習にも納得がいくかもしれません。

 

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三本締めに込められた意味とは

一本締めというと、1回だけパン!と叩く締め方を連想しがちですが、正確にはこれは一本締めではなく「一丁締め」あるいは「関東一本締め」というものです。

 

正式な一本締めというのは「パパパン、パパパン、パパパン、パン!」と10回叩くものになります。これには意味があり、最初の9回というのは九=苦=苦労を意味し、まず労をねぎらいます。そしてその後に1回(1点)足すことで、九が「丸」になり、苦労はしたけれどもすべてが丸く収まるという意味になるのです。

 

そして「一丁締め」というのが、私たちが通常「一本締め」と聞いて想像する、いよー!パン!と1回だけ叩くものです。これは時間がない場合に行う一本締めの簡略系で、関東一本締めとも言います。

 

まあ、10回叩くともなると、なかなか全員のリズムが合わないこともありますよね。合わずにバラバラとなってグダグダで終わるよりは、1回だけパン!と叩いてさっと終わらせたほうが良いと思います。

 

居酒屋などで、たまに別のテーブルの客がこうやって手締めをやっているのを見かけると思いますが、その時に「パパパン、パパパン、パパパン、パン」と聞こえて来たら「何事だろう」と、どうしてもそっちを注目してしまいますよね。このようにほかの客の会話に水を差しますし、単純にうるさくて迷惑です。まあ1回だけならいいか、とも思えますしね。

 

なぜ10回叩くのに「一本締め」なのかというと、元々は「三本締め」というものがあり、これはパパパン、パパパン、パパパン、パンを3回、つまり合計で30回叩くというものです。それを1回だけに省略したのが一本締めであり、その省略したものをさらに省略して1回だけにしたのが「一丁締め」というわけです。

 

なので、「一丁締め」は正式な場でやると白けます。本来は、上述のように時間がない場合の省略した形だったり、ほかの客に迷惑がかかるからということでやるものです。結婚式や還暦のお祝いなど、人生の節目ともいえる一大イベントなら、会場も貸し切りでやることが多いので他の人の目を気にすることなく、正式な三本締めでやるのが正しいでしょう。

 

ちなみに、正式な三本締めのやり方としては

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「いよーっ、パパパン、パパパン、パパパンパン」
「よっ」
「パパパン、パパパン、パパパンパン」
「もう一本」(もう一丁)
「パパパン、パパパン、パパパンパン」

という風に、区切りごとに合いの手を入れるとよいでしょう。そして、最初の「いよーっ」というのもミソです。これは「祝おう」が転じたものなので、忘れずに入れておきましょう。

 

手締めの歴史

 

手締めというものは様々な種類があるものの、その正式な形は「三本締め」で、一本締め、一丁締めはその省略ということでした。では、三本締めの由来というのはどのようなものだったのでしょうか。

 

「手打ちによって締める」から手締めなわけですが、この手打ちというのは拍手のことで、古くは日本最古の文書である「古事記」にも柏手を打って国譲りを承諾したという神話の記述があるほどです。

 

このことから、物事がうまくいった際に「うまくまとまって手を打った」という意味で手締めが行われるようになりました。

 

その後は、戦国武将・伊達政宗ゆかりのものや、あるいは江戸時代の落語会で真打や襲名披露で手締めが行われたという事例があるようですが一般に広がっていくのはもっと先の1876年、この年に東京証券取引所が発足してからで、これ以降日本中に手締めを行う習慣が広まったと伝わっています。

 

これが三本締めとして成立していくのは、意外なところが由来です。

 

舞台公演などの終演の際に、出演者が勢ぞろいして挨拶をするときに、最初に左側の観客に、次に右側の観客に、最後に真ん中の観客にそれぞれ一礼をする「三方礼」というものがあり、これはあまねく全ての方に礼を尽くすという意味があるのですが、この概念を手締めと合わせて

 

「すべての人の労をねぎらい、感謝する」という意味を込めて三本締めを行うようになったのです。

 

この場合のすべての人、というのは「主催者」「来賓や来客」「そこに参加できなかった人」を指します。1回目、2回目、3回目でそれぞれこの方たちに感謝の意を示すのです。

 

さらにそこから一本締め、一丁締めへ省略されていったわけですが、なぜ「一丁締め」を一本締めと混同するようになったのかというと、プロ野球のキャンプの打ち上げの際に「○○球団は一本締めでキャンプを締めくくりました」と、放映していたのが全国に広まったからだと言われています。

 

手締めの本来の趣旨は行事を取り仕切った者が、その行事が無事に終了したことを協力者に感謝するというものであります。そのため、主催者が音頭を取るのが筋なのですが、「本日の締めを来賓の○○様にお願いします」というのは本来の意味からはずれてしまうことになります。

 

とはいえ、これを断るのは場を白けさせることになりますし、こういう締めを頼まれるのって大抵、その場における大物が多いですよね。やはり、懐の広い大物であることを示したいところなので、大人の対応で引き受けるのが吉でしょう。

 

さらにこの理屈で言うと、「来賓は手締めに参加しなくてもよい」ということになりますよね。とはいえ「場の空気」を最重要視する日本人にそんなことができるはずもありませんね。ということで、長いものに巻かれるのが無難です。

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